キッチンカーを始めたい方必見の開業ノウハウ!初期費用はいくらかかるの?

2021年10月05日

今回はキッチンカーを始めたい方必見の開業ノウハウお金編!

開業をするまでに必要な初期費用についてご紹介していきます。

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キッチンカーをはじめるにあたり、みなさんまず考えるのはお金のことですよね。
そこでまず、必要な初期費用を具体的にカテゴリー分けしてお伝えしていこうと思います。

まず、初期費用として大きく4つにカテゴライズしました。

ひとつめはマストで用意しなくてはいけない車両を購入するための費用。そして、その車両を自分の事業に合わせて改造したり、必要な設備を整えるためのお金。

ふたつめは事業をはじめるにあたって必要な申請などに必要な費用。

みっつめは、事業を始めるにあたって揃えなければいけない備品類を購入するための費用。

そして最後は、営業をはじめてから軌道に乗るまでに、当面の間運営や生活を行なっていけるよう用意しておく運転資金です。

①車両費用に関して

みなさんが一番最初に気にされるのは、車の購入費用と改造費用ではないでしょうか。

軽自動車のような小さいタイプの車から、トラックやバスタイプなどの大型車まで様々な車両のキッチンカーがありますが、自分がどのタイプの車で営業を行いたいかによって、値段は大きく異なってきます。
また、新車で買うか中古車で買うかでも大きく値段は異なります。

まず、自分がやりたい商材や事業規模はどの車があっていて、新車と中古車どちらでいくかなどを検討していきましょう。

また、調理する空間を作りあげていくために、必要なのが改造費です。調理場を常に清潔に保てるように、床や天井は掃除のしやすいよう資材を貼ったり、空気を入れ替えるために換気扇をつけたり、シンク・タンク・作業台などを取り付ける必要があるかと思います。

その他にも、他のキッチンカーとの差別化を図るために外装に力を入れたり、お客様に提供するために販売面を設置したりなどの外装費用も必要になってきます。

大体の方が内装・外装あわせて約100万円ほどで制作をされていますが、もちろん業者に頼むのではなく、DIYを行なって自身で作り上げていくことができれば、その分費用を浮かせることも可能です。

車の次は、中に入れる設備を考えていきましょう!
主に必要な設備は以下の通りです。

もちろんどんな商材かを扱うかによって多少の変更はあると思いますが、だいたいこのようなラインナップが必要になってくるかと思います。

特に発電機は、電気が取れない出店現場の際に必要になることが多いので、なるべく積んでおくようにしましょう。

②各種手数料に関して

キッチンカーは自動車なので、自動車関連のお金がかかってきます。

例)自動車保険、駐車場代、車検

これは購入する車の状況によっても変わってくるとは思いますので、大体いくらくらいかかりそうか、自身のシチュエーションを踏まえて考えてみてください。

また、営業関連でかかってくる手数料は以下の通りです。

・PL保険 ¥10,000〜 / 1年〜

・営業許可取得 ¥15,000〜 / 5年〜

・食品衛生責任者 ¥10,000〜

・仕込み場代金

・施設所有者賠償責任保険 (通称:施設賠保険)

PL保険は、万が一食中毒を出すなどの問題が発生した場合に保証してくれる保険です。こちらに加入していないと出店できない現場などもあるので、必ず入っておくようにしましょう。


また、キッチンカーの営業を行うにあたって必ず必要になるのが、営業許可証です。こちらを取得の際には、食品衛生責任者または調理師免許が必要になるので、現在なにもお持ちでない場合は、合わせて取得する必要があります。両方とも各都道府県によって、費用や細かい条件などが異なる場合があるので、各自治体の詳細を調べるようにしてください。

仕込み場代に関しては、キッチンカーは基本的には自宅や車内を仕込み場所として定めることができないので、別で仕込み場所を用意する必要があります。固定店舗をお持ちの方はそのままそこを仕込み場所として設定すれば大丈夫ですが、それがない方はセントラルキッチンを使用するなど考える必要があります。その際に費用が発生してくるので、頭にいれておきましょう。

最後の施設賠保険は、『キッチンカーの屋根が落ちてお客さんを怪我させてしまった』などの万が一の事故の際に適用される保険です。こちらも念の為入っておくことをおすすめします。

③初期運営費に関して

調理をするために必要なフライパンなどの調理器具や、最初の食材費、キッチンカーを飾りつけるための装飾品や、メニューを展示するためのPOPや看板、お会計時に必要なタブレット端末やコンロを使うために必要なLPガス、必ず準備しておかなければいけない消化器などが、初期運営費にあたります。

また、始めたては宣伝費用も必要かと思うので、広告費として想定売上の5〜10%も用意しておけると良いかと思います!

ここで大切なのは、お金をかけるものとかけないものをちゃんと選ぶこと!
簡単な調理器具や文房具や装飾品などは100円ショップでも用意できるとは思いますが、こだわっているものや魅せるべきものにはきちんとお金をかけられると、より良いキッチンカー作りに繋がっていくかと思います。

④当面の運転資金

営業を開始してから、すぐに軌道にのるとは限らないので、それまでの間営業を行なっていくための運転資金はあらかじめ用意しておくほうが良いです。

・営業にかかるコスト(食材費 / 燃料費 / 消耗品 / 駐車場代 / 各種保険) 6ヶ月分→約50万

・生活費を約6ヶ月分

そうすると、はじめたてでも安心してキッチンカーの営業に専念できるのでおすすめです。

まとめ

もし中古の軽トラックで始めるとした場合、

改造費用に大きくお金をかけても、250万円ほどで開業ができるということになります。

飲食の固定店舗であれば、開業費用にざっと1000万円はかかると言われている中、キッチンカーはかなり安く開業をできるということになります。

ぜひこれらを参考に、自身にあった車両タイプでのキッチンカー開業資金を見積もってみてください!

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