キッチンカーを始めるための新しい一歩は?

2018年10月04日

初めまして。
今日はキッチンカーズジャパンを立ち上げて記念すべき第一回目の投稿です!
まず、このサイトが何故生まれたのかをご説明しなければいけません。
ですがその前に、
弊社がどのようにキッチンカーと関わり、そして何故キッチンカーを始めたのかを簡単にご紹介致します。
きっとそれが、キッチンカーを始めるための、新しい一歩は何なのか?に繋がる事と思います。

【固定店舗が1つとキッチンカーが3台】


弊社は固定店舗を開業して現在12年目(現在継続中)、キッチンカーを始めて4年目、現在3台運営しています。
1台は東京都内のランチタイムが主な現場、残りの2台は主に大きなイベントに出店するお店です。固定店舗で店舗分と3台分の仕込みをしています。キッチンカーにそれぞれの店長が居て現場を見定め、固定店舗にも店長がいます。
固定店舗の営業時間内外問はず、暇な時間帯に店長やアルバイトのスタッフが仕込みをしてくれています。
キッチンカーのそれぞれのスタッフが現場を終えて店舗に戻り、仕込みをしてくれた店長にありがとうを伝えながらお客さんを交えてお酒を飲んで帰る。そんな毎日が続いています。

キッチンカーで売れ残ってしまった食材やお酒は店舗で消化し、

逆に店舗で余ってしまったものはキッチンカーで消化する。


もちろん、大型のフェスに行き、「勝負をして」買い込んだ食材がロスになってしまう事も決して少なくはありません。
ですが、総合的に見てまずまずの循環であると思っています。

今この記事を読んでくれている皆様が、キッチンカーをどのように使用する予定なのかによって運営方法は大きく異なりますが、弊社の運営方法が何かの参考程度になればと思います。

【キッチンカーを始めた理由は4つ】


キッチンカーを始める理由は様々です。
以前からぼんやりと描いて居た夢、「自分のお店を持つ!」

その前に
初期投資が少なくて済むキッチンカーからまずは始める。
上記が一昔前では最も多かった理由かと思いますが、現在は風潮が少し変わって来ているように感じます。
固定店舗を持つ事とキッチンカーを持つ事が同じくらいオシャレでかっこいい事、という認識に変わりつつあり、
もっと言えば、同等にかっこいいけれどキッチンカーの方が色々な場所に行けるので楽しそうという部分で、
総合的にキッチンカーの方が人気がある職種になって来たのではないでしょうか。

「キッチンカーをやりたいのですが、どうすればいいのでしょうか?」
そんな質問を投げにちょこちょこと固定店舗の方に相談に来る方がいますが、固定店舗に繋げるための第一歩というよりかは、キッチンカー自体に強い憧れを抱いていると感じます。

2014年にアメリカで公開されたロードムービー
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」が翌2015年日本で公開されてから、フードトラックという言葉が日本でも一気に浸透し、また大なり小なり野外でのフェスティバル、マルシェが増えた背景もあり、キッチンカーの存在と存在価値が多くの人に認められるようになりました。

さて、各言う僕が何故キッチンカーを始めたかと言うと、

●店舗の仕事も好き、けれど毎日同じ場所にいるのに飽きてしまった、ならば動かせるお店を作ればいいと思いついたから(刺激を求めた)

●固定店舗の場合、店長が辞めてしまった場合お店が回らなくなるから(2店舗目を作った瞬間に社員が辞めてしまった経験あり)(リスクを回避した)

●必要だと思っている人に対して、必要なものを届けたかったから(無理な営業が苦手…承認欲求)

●そして、オシャレでかっこいいから(単純…w)
です。

キッチンカーを始めようと考えている皆さんの殆どがご自身で独立をして始めるかと思います。
独立の方法として飲食を選び、飲食の中でもキッチンカーを選ぶ。
ではその理由は何なのか。
どんな仕事も楽しい部分があり、厳しい現実があると思っています。
自分は何故キッチンカーを始めるのか。
何度も何度も自問自答をして、確固たる理由を自分の中にドンと据え置く。

それが、キッチンカーを始めるための第一歩です。

「キッチンカー/年収」
なんて調べるのはその後です。