【キッチンカーで日本一周】は可能か?

「キッチンカー で日本一周!」は可能か!?

(Hey!Riccio)

今回は題名通り、「キッチンカーで日本一周!」は可能なのかどうかについて書いていきます。

固定店舗ではなく、移動販売店舗を手に入れた或いはいれようとしている方々の中に、

「好きな場所で好きな時間に好きなものを売って生活をしたい。」

と考えている方が当然いらっしゃると思います。

夏は海沿いでホットドックとビールでも売ろうか。

秋は紅葉の綺麗な場所でお団子でも売って、

冬は雪山でラーメンはどうだろうか。

そして春は花咲か爺さんが如く、桜前線と共に北上しちゃおうかな♪

(書いているだけでワクワクしますね!)

そんな風な理想を描いている方が少なからずいるかと思います。

各言う僕が、そんなライフスタイルを夢見てキッチンカーを始めました。

では、その夢のようなキッチンカーライフは本当に可能なのでしょうか?

【キッチンカーで日本一周!】は可能ですか?
その回答は、

可能です。
可能ですが、圧倒的に難しい、という補足が付きます。

では何故難しいのか、そのハードルについて書いていきます。

【ハードル1】
営業許可が都道府県によって別れているから。
圧倒的に、一番のハードルはこれです。

例えば横浜市在住の方がキッチンカー を始める時、横浜市の保健所へ車両を持ち込み営業許可の取得をしに行きます。車両をチェックされ、審査が無事に通り、漸く渡されたその営業許可書には、

「横浜市内一円」

という謎の文字が書かれています。

特に気にせず係の方の説明を聞いていると、

「これで横浜市での営業は可能となりますが、お酒の販売は出来ませんので」

と、なんともびっくりするような言葉を投げられてしまいます。

横浜市での?お酒は販売出来ない?

耳を疑い確認をしますが、

「営業許可は販売予定場所によって全て取らなくてはいけませんので、例えば川崎市で営業をされる場合はまた川崎の保健所へ行って営業許可を取得する必要があります。また、神奈川県は条例によって移動販売車両でのお酒の販売は禁止されていますのでご注意下さいね。」

と。

東京都や千葉県では、都内一円、県内一円の営業許可を貰えますが、神奈川県や福岡県、大阪府などでは市区町村によってさらに別れています。

営業許可を持っていない地域で営業をする事は当然「違法営業」になります。

なので、キッチンカーで日本一周をする事は可能ではありますが、全ての地区の営業許可を1万円以上かけて取得をすれば可能、という事になります。(これはほぼ不可能に等しい)

ただし、営業許可が必要なのは不特定多数の人に販売をする時にのみ必要となる事が殆どなので、例えば名古屋の友達のお店の5周年のパーティがあるから、横浜市から参加をして、その友達に商品を買って貰う、という形であれば問題はないかと思います。(全ての都道府県を把握している訳ではないので、詳しくは保健所へ。イベントによっても異なります。)

これがハードル1です。

【ハードル2】

営業許可を持っていたとしても、販売場所が無いと営業が出来ないから。

無事に埼玉県で営業許可が取れたとします。

営業許可を取ったのだから、これで堂々と商売が出来る!後は絶対的に自信のあるこのスペシャルハイパーカレーをお客さんに買って貰うだけだぜ!

と意気揚々としている時に、とても大事で一番基本的なある事に気がつきます。

「あれ?そういえば販売ってどこで出来るのかな?」

キッチンカーをよく見かける場所は、スーパーの軒先、イベント会場、公園の中、住宅展示場、遊園地、ショッピングモールの吹き抜け、アウトレットの外のスペース、大学のキャンパス内などなど。

という事はそこに連絡をすれば良いのだろうと、試しに自分が卒業した大学へ連絡をします。

すると大体返ってくる答えが、

「仲介会社を通して下さい」

という言葉。

なるほど。直接のやりとりは難しいのか。そしてそういうものがこの業界にはあるのかと渋々納得をして、仰せのままに次は仲介会社に電話をします。

すると、

「説明会に参加して頂かないといけませんので、まずは説明会のご予約をお願いします」と。

いよいよもう面倒臭くなってきます。

自分は場所も時間もフリースタイルに生きて行く、そのためにキッチンカーを手に入れたはずなのに、日本一周は愚か、自分の家の周囲でも自由に商売が出来ないのかと驚きます。

いや、だとするならば豆腐屋さんやパン屋さんは道路上で売っているのをたまに見かけるから、自分も道路に止めて売ってみよう、と考えます。何故なら自由を手に入れるためにキッチンカーを手に入れたのだから。

では、実際に道路に止めて売り始めるとすぐに警察が来ます。

警察が来なかったとしても、ヤ◯ザさんが来るんじゃないか、誰かに怒られるんじゃないかと、ドキドキしながら営業をする事になるので、頑張ってこのスペシャルハイパーカレーを売ろう!という気持ちには全くならず、いかに問題が起きずに帰る事が出来るか、という考えに支配されて、結局一日が終わってしまいます。

この方法はダメだ。精神的にしんどいぞ。

そしてまた考えます。
どうすれば公認に商売をする事が出来るのか。
商売に集中する事が出来るのか。

そうだ。これだ。これしかない!

「コインパーキングに止めて商売をすれば良いんじゃないか。本来車を止める場所でありその駐車料金も支払うのだから誰に何を言われる事もないはずだ!」
と思いつきます。

そこで半ば興奮気味でコインパーキングの注意事項などを読みに行くと、
「この場所での駐車以外の行為は禁止」
という文言を見つけてしまいます。

はい。

これで、万事休すです笑

道路使用許可に関しては、個人で許可が下りる事はほぼありません。
マラソン大会や社会実験など、社会的な事由に帰するものが道路使用許可を頂けるものなので、このスペシャルハイパーカレーをより多くの人に楽しんで貰いたいんです!なんていう熱い気持ちを役所の方にいくらぶつけても無理なものは無理ですw

これが2つ目のハードルです。

勿論、キッチンカーで日本一周!ご経験している方も沢山いらっしゃると思いますので、本当にその夢を実現したい方は経験者に聞く事が一番手取り早いですね。
(今後の記事の中で日本一周のための現実的な秘策ももちろん書いていきます)

今回のテーマ、キッチンカーで日本一周は可能か、についてのまとめですが、

可能だけれどもほぼ超えられないハードルが2つある

という結論です。

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